期待されていた新作、Nothing Phone(2)がついに発表されました!
背面の写真を並べてみました。めちゃくちゃ綺麗なスケルトンです。
背面だけ見ても、昔のNothingPhoneは線が多いイメージですが、新しいNothingPhone(2)は線が切れるようなデザインになっています
とりあえず、いろんな変化を探していきたいと思います!
スペック
スペックは以下の表のようになっています
Nothing Phone(1) | Nothing Phone(2) | |
寸法 | 159.2x75.8x8.3 | 162.1x76.4x8.6 |
重量 | 192.5g | 201.2g |
メモリ容量 | 8GB or 12GB | 8GB or 12GB |
ストレージ容量 | 128GB(8GBのみ) 256GB | 128GB(8GBのみ) 256GB 512GB |
ディスプレイ | 6.55インチOLED | 6.7インチ OLED(LTPO) |
ディスプレイ照度 | 通常:500nit ピーク1200nit | 屋外フル:1000nit HDR:1600nit |
リフレッシュレート | 60~120Hz | 1~120Hz |
CPU | SD 778G+ | SD 8+ Gen1 |
防水性能 | IP53 | IP54 |
バッテリー | 4500mAh | 4700mAh |
充電速度 | 有線:33W ワイヤレス:15W | 有線:45W ワイヤレス:15W |
Phone(1)と比べて、変化しているところにマーカーをつけました。
ディスプレイが6.7インチにサイズアップした関係で筐体サイズもわずかながら巨大になりました。
巨大になったディスプレイはHDRに対応したため、対応したファイルでは1600nitのピーク照度に対応
そしてストレージ構成には新たに512GBモデルが登場しました
CPUは新たに8+ Gen1を採用(少し時代遅れ...)
バッテリーは200mAh大きくなり、充電は45Wに対応。
防水性能は新たにIP54となりました
外観
まだ発売されていないため、公式サイトの写真を一緒に見ていきましょう
横から写した背面の姿。見た感じですが、側面にはアンテナと音量ボタン。
そして背面には特徴的なGlyph Interfaceが見えます。
背面スケルトンのスマホは珍しいですが、側面のアルミもすごく綺麗です
上部にはマイクの穴らしきものが写っています。
常時点灯向けに進化したディスプレイはパンチホール型。
UIはモノトーンなUIでかっこいい。
カメラ性能
カメラ性能もPhone(1)と比べて大きく進化しました
フロントカメラのカタログスペックはこんな感じ
Phone(1) | Phone(2) | |
画素数 | 16MP | 32MP |
センサー | IMX471 | IMX615 |
絞り | F2.45 | F2.45 |
センサーサイズ | 1/3.1 | 1/2.74 |
フロントカメラはレンズには大幅な進化はないようですが、センサー部分が大きく進化したように思えます
画素数は二倍になり、センサーはIMX615に大幅な変化
ただ、個人的には絞りをもっと開放にして、明るい写真を撮りやすいフロントカメラの方がいいかなと思います!
リアカメラはメインカメラのセンサーがIMX766からIMX890に進化。
センサーサイズが大きくなったことから光量が多くなることが期待されます。
絞りはF2.88で、とても開放されている印象。
超広角カメラはセンサーは変わらないまま、レンズだけ変化しています。
個人的に気になるところ
ほぼほぼ全て進化していますが、個人的に大きな違いかなと思うのは次の二つ
1.CPUがSnapDragon 8+ Gen1になった
2.ディスプレイがLTPOになった
1の8+Gen1は皆さんもご存知だと思いますが、クアルコムの現時点では一個前のフラグシッププロセッサです。
Galaxyで言うと、S22 Ultraなどに搭載されています。
「いやいや、今はS23UltraでSD 8 Gen2も出てるじゃん!時代遅れじゃないの?」と思う方もいると思います
私も、正直各社が8Gen2の機種を出していく中、一昔前のCPUを載せてくるのは遅れてるのではないかなどを考えたのですが、多分いろんな部分を改良しているため、コスト的に削らないといけなかったのではないかと思っています。
そして二つ目のLTPO対応になったって言う話。
LTPOっていうのは何かっていうと、OLEDを動かすための技術の一つなのですが、この技術を使用すると画面の内容をリフレッシュする作業の回数が少なくても許容できるようになるんです。
どういうことかわからない人のためにもっと簡単に説明すると、普通のディスプレイは大体一秒間に60回のペースで内容を書き換えています
ただ、常時点灯ディスプレイで同じことをするとどうなるでしょう?画面をずっとつけているのに一秒間に60回も描写していたら電池がどんどん減っていくわけです。
そこで、LTPOの登場。LTPOを使用することによって一秒間に1回画面を変えるだけで良くなります
これで、CPUは画面を書き換える手間がなくなって電力を使わなくていいから、常時点灯しても電池の減りが早くならないということです。
まあ、常時点灯ディスプレイを使ってないという人にはほぼ無縁な機能だと思っていいですけど...
まとめ
発表されたNothing Phone(2)について軽くまとめてみました。
少し古いスペックではあるものの、背面スケルトンで、光るスマホはなかなかありません。
NothingPhone(1)を持ってる人は満足できないかもしれませんが、NothingPhoneを持ってない人は購入を検討してみたらいかがでしょうか?